2017年9月9日(土)132号 『 夜の訪問者 オルガニスト登場 』

Tさんにとって、教会のオルガンに座ることは、ほんとうに幸せな時間なのだろうと想像します。2017年初秋 旭東教会夜のひとこま
Tさんにとって、教会のオルガンに座ることは、ほんとうに幸せな時間なのだろうと想像します。2017年初秋 旭東教会夜のひとこま

こんにちは

 

今週もわたくし(牧師のもりでございます)が旭東教会のホームページの「Blog・教会日記」をお届けいたします。

 

秋の訪れを、ここ岡山市東区西大寺でも、とりわけ朝晩に感じるこの頃です。

 

数日前の夜、教会をお訪ねくださったご夫妻が居られました。

 

明日、9月10日(日)は、恵老祝福礼拝をささげますが、その対象者である80歳を越えたTさんと奥さまのMさんでした。

 

神さまからの風が吹いてのお導きと思いますが、少しの間、礼拝堂でお話ししたりする時間が与えられました。

 

写真はその時のひとこまです。

 

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Tさん、オルガニストとして礼拝奉仕をなさっていたこともある方です。

 

わたしも、鍵盤楽器を少しだけですが弾いていたことがありますので、何となくお気持ちがわかるのですが、オルガンに座って、指を動かすだけでも、とても落ち着いた気分になります。

 

ご覧の写真の通りですが、Tさんが教会のオルガンを弾かれたのは、久しぶりのことだったと思います。とても楽しげでした。

 

Tさん、最初は指ならしをされていましたが、わたくしが讃美歌を開き、慈しみ深き、そして、きよしこの夜などをリクエストすると、ごく自然に鍵盤を両手で弾かれ、「あー、いい音だ」と喜んでくださいました。

 

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その後、数日経った今、わたくしは、ヨハネによる福音書の3章に登場するニコデモさんが、イエスさまのところを夜訪ねて来た場面を思い出しています。

 

ニコデモからの言葉を聴いたイエスさまがこう語られました。

 

【はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。】と。

 

更にイエスさまは続けました。

 

【風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。】

 

このような、ヨハネによる福音書らしいとも言える、少し謎めいたお言葉を用いて、イエスさまはニコデモに対する愛の言葉を語られたのです。

 

Tさん、そして奥さまのMさんと、礼拝堂で静かなひとときを過ごせたこと、とても感謝でした。

 

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写真には、夜の礼拝堂の澄んだ空気が不思議と広がっているのを感じます。

 

教会の礼拝堂には、このような日曜日の朝とは全く違う時間が、ふとした瞬間に生まれる時があるのです。

 

人の思いを越えた備えを下さったのは神さまとしか思えません。

 

神さま、イエスさま、そして慰めぬしなる聖霊よ、本当に感謝します。ありがとうございました。

 

もしかすると、Tさんにとっての〈新生の時〉が備えられていたのかも知れません。end

 

 


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2017年9月初秋 夜の礼拝堂にて Tさんご夫妻と森牧師 神さまの備えてくださった、幸せな時間でしたよ (^^♪
2017年9月初秋 夜の礼拝堂にて Tさんご夫妻と森牧師 神さまの備えてくださった、幸せな時間でしたよ (^^♪