2016年12月2日(金) № 93 『 楽しかったよ アドヴェントの賛美歌を歌う会 』

インドネシア民謡にのせて歌う「あがめます主を」の時、泰さんが美樹さんに太鼓を手渡しました。これがvery good!でした。遠くないうちに、礼拝でぜひという声も聞こえてきました。やりましょう(^^♪
インドネシア民謡にのせて歌う「あがめます主を」の時、泰さんが美樹さんに太鼓を手渡しました。これがvery good!でした。遠くないうちに、礼拝でぜひという声も聞こえてきました。やりましょう(^^♪

各地の教会のクリスマスに向けてのアドヴェント。どんなふうに深まって行くのでしょう。

 

クリスマス礼拝以上に、ある意味とても興味があります。

 

婦人会、青年会、壮年会のクリスマスなんていうものがある教会は、先生方が忙しいだけでなく、語るべきメッセージが無くなってしまう、何てことがあるのが普通かも知れません。

 

わたくし(牧師のもりでございます)が20代の頃、一人の信徒としてお世話になっていた教会は、だいぶ大きな教会でした。

 

正に牧師先生方は、四苦八苦しながらか、あるいは、同じお話を各会でなさっていたこともあったような気がします。

 

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さてさて、今年の旭東教会のアドヴェント。神さまが気付かせて下さったとしか思えないような、楽しい時間を過ごしつつあります。

 

それは、先日の木曜日、定例祈祷会の内容を変更して行った、「アドヴェントの賛美歌を歌う会」です。

 

これ、自画自賛となったらいけませんが、本当に楽しかったのであります。

 

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わたくしもプランを立てて呼びかけはしてみたものの、「アドヴェントの賛美歌を歌う会」なんて、初めての試みでした。

 

ですから、一回目の朝の部よりも、夜の部の方が少しだけスマートかつ内容も充実していたかも知れません。

 

かといって、朝はつまらなかった、なんてことは無かったはずです。

 

この日はもう割り切りまして、お祈りの方はご自宅での宿題とさせて頂きました。

 

神さまごめんなさい。

 

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楽しい時間には、おいしいものもつきものというか、心なごむものです。「ティータイムを持ちましょうね」とだけお話していました。

 

細々とした相談は、妻も含めて何もしていなかったのですが、朝の部、夜の部ともに、参加者一同、ニコニコ笑顔になるようなお茶の時間も合わせて楽しみました。

 

朝の部は頼りになるお姉さまが自主的にチーズケーキを焼いて下さっていました。

 

それから、季節のものなのでしょうか。残念ながら欠席されたご婦人も、紫芋のそれはそれは美しい、手作りのお菓子を冷蔵庫に入れておいて下さいました。

 

ブログの下のミニ写真館をご覧下さい。正に、お店で出せる!という感じでしょ。

 

夜の部は、ドイツのクリスマスケーキとして知られるシュトーレンや特製ココア他がテーブルに並んで嬉しくなりました。

 

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肝心の賛美歌はどうなったのか。

 

概ね1時間半で何曲歌えたのかというと、6曲か7曲だったかも知れません。

 

『讃美歌21』の「聖書の歌」の項から、マリアへの「受胎告知」、そして「マリアの賛歌」を少しだけ聖書を紹介しながらまず歌いました。

 

特に、夜の部は、「マニフィカート」で四部の輪唱に挑戦したり、インドネシア民謡に乗せて歌う「あがめます主よ」の時は、アフリカの太鼓の音も合わせたりして、大いに楽しみました。

 

ラテン語に慣れていなくて輪唱は少したいへんでしたが、賛美の楽しさに触れられました。

 

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1954年版『讃美歌』では、「待降」の曲が4曲だけしかなかったのです。

 

でも、『讃美歌21』はその点、あれやこれやと、讃美歌委員会の方々の惜しみないご努力によって、かなりたくさんの曲が「待降・再臨・アドヴェント」の項に準備されています。

 

そして、日本キリスト教団出版局から発行されている季刊・『礼拝と音楽』などで少し予習をしておくと、アドヴェントにぴったりの思いがけない讃美歌が出てくるかな、と思います。

 

来年は、あれこれと、賛美歌の方では、さらにパワーupしたいものです。

 

夜の部が終わった時に、最年長の正さんが「きょうはよかった。聖書にも触れながらたくさん歌えたから」とか、道を求めつつ日頃から祈祷会に参加して下さっている寿子さんも「こーんなにたくさん賛美歌を歌えて、すっごく楽しかった」と嬉しい応答を下さいました。

 

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今後の予定ですが、12月8日(木)は「クリスマスの賛美歌を歌う会」を、朝10時半と夕方7時半から行います。

 

さらに、12月15日(木)の19時からは、「1734年初演 バッハのクリスマス・オラトリオで共に主のご降誕をお祝いしましょう」という素敵なプランがあります。

 

DVDによる音の響きのよい旭東教会礼拝堂でのミニコンサートです。泰さんがしっかりと準備をして下さっています。

 

少しでも興味をお持ちの方は、教会外の方でも、どうぞお気兼ねなくご参加下さい。楽しい時間をご一緒いたしましょう。

 

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「賛美歌を歌う会」のいい感じでの定例化も考えてみたいなぁ、なんていう思いが、芽生えた感ありです。

 

ただ、賛美するだけでなく、歌詞の下に参照して見て下さい、と案内されている様々なみ言葉をかみ締めながらの「賛美歌を歌う会」でしたら、通常の祈祷会の聖書の学びとはひともふた味もちがう、奥深い世界が垣間見えてくるかも知れません。

 

うわぁー楽しそうです。

 

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旭東教会のBlog・教会日記を遠方でご覧の方で(近くても構いませんが)、気軽で素敵なアドヴェントのプランがありましたら、ぜひ、教えて下さい。

 

クリスマスに向けての豊かなアドヴェント・待降節をみんなで深めて行きましょう。それではまた。end

 

以下、少し当日の写真を添えておきます。Clickで解説ありです。