2016年6月29日(水) № 71 『 鳥取市・湖山教会との講壇交換でした 』(ミニ写真館付)


2016年6月26日(日)は東中国教区講壇交換を行い、旭東教会からは鳥取市の湖山教会に森牧師が参りました。記事をお楽しみ下さい。写真もClickしてどうぞ!湖山教会の礼拝中の様子です。会員さんがiPadで撮影して下さったもの。
2016年6月26日(日)は東中国教区講壇交換を行い、旭東教会からは鳥取市の湖山教会に森牧師が参りました。記事をお楽しみ下さい。写真もClickしてどうぞ!湖山教会の礼拝中の様子です。会員さんがiPadで撮影して下さったもの。

下の写真はぜひClickを 小さな解説文付き 湖山教会の方の撮影分もありデス



2016年6月29日(水) № 71 『 鳥取市・湖山教会との講壇交換でした 』


6月最後の日曜日。旭東教会は鳥取市の湖山教会との講壇交換の日でした。

 

わたくし(牧師のもりでございます)は5時頃に起床。朝ご飯は欠かせないタイプのわたしでも、さすがに5時半頃の朝食は無理と判断。途中の〈セブン〉で最近お気に入りの少し大きめのオニギリなどをゲット。朝食休憩を取りながら妻と共に鳥取市へと向かいました。

 

兵庫県の佐用町を通り、その後は鳥取道に乗って9時半前には無事に湖山教会に到着です。

 

神さまのお導きと思いますが、湖山教会の牧師として1966年(昭和41年)から28年間という長きにわたって牧会された三浦修先生と、新潟県の教会に仕えていた時分に親しいお交わりがあり、この度の湖山教会との講壇交換をとても楽しみにしておりました。前々日には、その三浦修先生(今春隠退、前橋市在住)に訪問予定を報告しました。

 

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東中国教区の総会資料にある、各教会の近況報告に載っていることですが、湖山教会はつい最近まではジャムを販売するバザーに取り組んでおられたそうです。

 

しかし、今では、不思議な主のかえりみにより、わたしの前任地である日本最北の町にある稚内教会から利尻昆布を取り寄せて販売するようになったそうです。

 

これにはびっくり!確かにわたしは利尻昆布のことを紹介しましたが、まさかそこまで熱心に取り組んで居られると知りませんでした。ただただ感謝です。そういう背景もって、こんぶ牧師が在任する旭東教会と交換講壇を、と考えて下さったそうです。

 

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湖山教会のさり気ない気配りだなぁと感じたものが玄関の土間にありました。

 

それは肘掛け付きの〈小ぶりな椅子〉です。旭東教会にも丸椅子はありますが、湖山教会の椅子には肘掛けがあるおかげで荷物を置いても落ちにくく、倒れやすい荷物を置いても安心でした。

 

そしてもちろん、腰を掛ければ、足腰が不自由であっても、靴の脱ぎ履きもゆっくりとし易いのです。写真が上にあります。

 

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湖山教会の礼拝出席は圧倒的に女性が多いと感じました。

 

女性20名に対して男性3名だったように思います。女性たち、みなさんそれぞれの役割を楽しげに、また、黙々となさっているのが印象的でした。当日の司式も女性の役員さんです。

 

上のミニ写真館に掲げました写真も、会員の女性の方がiPadを片手に撮影に励んで居られたものも含まれています。

 

礼拝堂内には、半年ほどの折々の行事の写真が見やすく、解説付きで壁に掲示されていて、日頃からの湖山教会のあたたかな交わりの空気が自然に伝わってきました。

 

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週報に記されている礼拝の式順は《招き》《こどもの礼拝》《みことばの礼拝》《応答》《派遣と祝福》に分けられています。これは、日本基督教団の、1990年代後半の『あたらしい式文』から学んだものだろうと思います。

 

《こどもの礼拝》は最近旭東教会が始めたばかりの《まきば礼拝》と大変よく似たところがあり、10分程の《こどもの礼拝》の時間が終わると、二人出席していた小学生の男の子と女の子は、2階で「活動」と呼ばれている時間を過ごしていました。

 

この取り組みについては、昼食をご一緒したYさんも語っておられましたが、教会全体としてこどもたちのことを考えるようになる切っ掛けとなり、良かったことが多い、と仰っていました(^^♪

 

 

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この日の説教はルカによる福音書8章26節以下から、『君の名を知りたい』というタイトルで語らせて頂きました。

 

どんな風にメッセージが伝わり、受肉したのかは想像するしかありませんが、これまたお昼ご飯をご一緒した、M姉が、「きょうは森先生から、歳を重ねても、もう一度気合いを入れ直しなさいと言われたようです」という感想をお聞きしました。

 

うーん、そんなに厳しいことを語ったのか、と自問自答してしまいましたが、「絵画」と同じで、いったん牧師の口からや語られた言葉は、聞き手にどのように受け取られても構わないものだと思っているところです。

 

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礼拝堂の他に、お茶や団らんをするための別室のスペースはない造りですので、礼拝後はみなさん手慣れた調子でお茶を飲んだり、立ち話をしたり、ミニバザーのお店を開いたり、受付では事務作業をされたりという感じでした。これはこれで良いものだと思いました。

 

同行した妻に語りかけて来て下さった年配のご婦人は、牧師のパートナーとしての心構えをやさしい口調で助言して下さったそうです。ありがたいことです。

 

帰り道、美樹さんは、あの方は〈イエスさまだった〉と話していたくらい、貴重な交流となったようです。時間にして10分もなかったはずです。

 

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昼食は有志のお三方とわたしたち夫婦5名でご一緒しました。

 

どこへ出かけるのは何も聞いていませんでしたので、鳥取の賀露港(かろこう)に先導されて10分程で到着した時には嬉しいサプライズ!おいしいお魚を頂くことになっていたのです。

 

礼拝でご一緒し、一度はお別れしたはずのご婦人が、ご一家かお友だちと来られているような、地元の方も納得・安心のお店にご案内くださったようです。

 

お味はどうか!

 

いやぁー、今あの時のことを思い出すと、お腹が目覚めて動きだし、「いただきまーす」の準備が即完了できるような具合です。ハイ。

 

わたしは「海鮮丼」(野菜の煮付け、魚のつみれすまし汁もセット)を、他の4名は「魚定食」を満喫しました。お店の名前は「若林さん」です。予約なしでも多分大丈夫ではという感じでした。次も行ってみたいです。

 

互いの教会の近況をごくごく自然に語り合いとてもいい時間となりました。

 

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東中国教区講壇交換の日曜日。こんな具合に、鳥取市の湖山教会に出かけて来た次第です。

 

まだまだ〈幻〉の段階とお聴きしましたが、新会堂建築のビジョンを求めながらの歩みとのこと。神さまのくすしきみ業によって、これからもますます祝福ゆたかな教会形成がなされて行きますこと、心よりお祈りしています。

 

森嶋道先生、ミカ書からの『心のトガリを打ち直し』のみ言葉、カレーを食べる会のお交わり、岡山博愛会教会の就任式への同行等など、本当にありがとうございました!end