2015年12月13日(月) №43『 朝9時の旭東教会 み言葉の宿り方 』

素敵なクリッペですねぇ、こうしてあらためて見ると。そして、み言葉は心に刻みます。掲げているみ言葉は最後の一行です。念のため(^^♪
素敵なクリッペですねぇ、こうしてあらためて見ると。そして、み言葉は心に刻みます。掲げているみ言葉は最後の一行です。念のため(^^♪

旭東教会で、もっとも充実しているのでは、と感じる働きの一つが「ジュニアサークル」です。

 

教会学校や日曜学校、ジュニアチャーチという呼び方が世にはありますが、旭東教会では「JC」(ジェイ シー)というと「ジュニアサークル」のことです。

 

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毎週日曜日の朝8時50分にリーダーたちは男女合わせて7名が集合(を目標)。そして小さな打合せをし、祈りを合わせてから子どもたちを待ちます。

 

とは言え、今の旭東教会、日曜日の朝に子どもたちの声が響き渡っているというわけではありません。

 

前任の牧師先生ご一家には3人の幼小の元気な坊ちゃんが居られましたので、子どもの姿が見えない、ということは基本的にはなかったのですが、今はそうはいきません。

 

一人、二人、三人と集まることは稀です。

 

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きのう、12月14日(日)の9時過ぎ、JCサンデーのいつものメンバーN生君はご用があってお休みは確定。清美さんのお孫さんのS歩さんの姿もなし。

 

思いも寄らない突然来会の子どもがやって来たぁとか、久しぶりに故郷の教会に出席、というご一家もありませんでした。

 

でも、「ぼく達だけで、礼拝しましょう!」ということで、この日は、大人6人でジュニアサークルの礼拝を始めたのです。

 

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実は、その礼拝が、とても穏やかな気持ちになる恵みに満ちた時間となりました。

 

リーダーたちだけでも礼拝しよう!と決まると、この日のお話のお当番・安佐子リーダーが準備を始めました。

 

教会の玄関に置かれているキリストの生誕の場面をあらわした人形たちと馬小屋の「クリッペ」を手際よく運んで来られセッティング完了。

 

市内のキリスト教主義の幼稚園の先生としてお務めになっている安佐子リーダー。

 

日頃の職場での様子がごく自然に写し出されるような、やさしさに満ちた、穏やかな語りでお話は始まりました。

 

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大きな声ではありません。

 

語り口は静かです。

 

声も小さめでした。

 

そしてゆっくりとお話になります。

 

それがいいのです。一同、すーっとその聖書の世界に引き込まれて行きました。

 

そこに座っていた、昔は子どもだった一人ひとりも優しい気持ちになって聴き入りました。

 

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いやー、わたくし(牧師のもりでございます)あらためて勉強になりました。

 

真似なんてもちろん出来ませんが、倣うべきことがいろいろとあるように思います。

 

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締め括りは、きょうのみ言葉の暗記でした。

 

写真のように、縦書きにして、ルビを振って読みやすく、一枚の紙に書いて来て下さって、口移しで、子どもたちが諳(そら)んじることが出来るように導いて下さいました。

 

いと高きところには
栄光 神にあれ
地には 平和
御心に かなう人にあれ
                    (ルカによる福音書2:14)

 

一行を覚え 二行目に入り 三行目、四行目を諳んじる。

 

そして最後に、初めから、サンハイで声を揃えました。

 

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あの心地よさはいったい何なのでしょう。

 

穏やかなのに力強く、無駄がなく、み言葉が明確に心に残り、思い起こすことが出来る情景がある。

感謝です。

 

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このBlogをご覧になっている大人の方で、教会に初めてという方も居られるかも知れません。

 

旭東教会のこの朝9時の出来事をご一緒する、というのも恵まれた時間になるのではないかなと思います。

 

そう言えば、書棚に『朝9時の教会』(大橋弘先生)という本もあります。子ども向けのメッセージがまとめられた説教集でした。

 

もちろん、子どもさんとご一緒でも、お子さんだけを送り出して下さっても大丈夫です。

 

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たまもの豊かな旭東教会ジュニアサークルのリーダーたち。

 

お世辞抜きで、自画自賛的ではありますが、それぞれの形で、素晴らしい準備をし、喜びをもってみ言葉を取り次いで下さいます。

 

たのしいですよ。

 

どなたもベテラン。そして誠実な皆さんと太鼓判を押させて頂きます。

 

ぜひ、お出かけ下さい、私たち旭東教会へ。end