2015年8月3(日)NO.23 『  平和聖日の午後 納骨堂にて  』

2015年8月2日(日) 旭東教会から車で15分と徒歩数分。平和聖日の礼拝後、いちばん暑い午後2時半頃、教会の納骨堂へご案内したご一家です。ある意味不思議なくらいあかるい空間で感謝!
2015年8月2日(日) 旭東教会から車で15分と徒歩数分。平和聖日の礼拝後、いちばん暑い午後2時半頃、教会の納骨堂へご案内したご一家です。ある意味不思議なくらいあかるい空間で感謝!

昨日の日曜日。

 

旭東教会のある岡山市東区西大寺付近もかなりの暑さに見舞われた一日でした。

 

夕方、訪問聖餐に出向いた岡山市中心部に近い病院から外に出てきて車に乗り込んだ時の、車載の外気温計(稚内で実証済みですがかなり正確!)は36℃だったと思います。

 

8月の平均気温が20度と少し位の日本最北の町わっかないからやって来たわたくし(ぼくしのもりでございます)を気遣ってくださり、「もり先生、岡山でもこの暑さは普通じゃありませんから」との声掛けが朝には光代さんからありました。

 

**************

 

この日はあれこれ盛りだくさんの日曜日でした。

 

特に、戦中か戦後間のない頃か、旭東教会の礼拝堂の窓が何者かによって投石されて粉々に割られていたという、その当時から1960年(昭和35年)頃迄、ご夫妻で教会を支えて下さった、故・S盛三兄と榮姉ご夫妻のご長女緑さんご夫妻とその娘さん、そしてお子さん3人、さらに、三女の順子さん。

 

計7名が礼拝に出席して下さいました。

 

この日は平和聖日。平和のためにキリスト者としての覚悟を持ち直したい、と祈り告白する礼拝を守った日でしたので、教会への投石(敵国宗教である耶蘇教ということでしょう)の話はとてもタイムリーなお話でした。

 

故・S盛三兄と榮姉は1949年(昭和24年)には、専住牧師が居なかった旭東教会に転居して、教会を守って下さったご一家でした。

 

群馬県の安中市、そして、宮城県の陸前、さらには、茨城県のつくばみらい市よりご参集下さったご一家と礼拝をご一緒出来たことは本当に幸いでした。

 

くしくも、今後の旭東教会の墓地管理をよりいっそう力を入れて行きましょう、という第1回目のミーティングを開く日でしたので、これもお導きでした。

 

**************

 

というわけで、きょうの写真は、そのご一家をご案内してお連れした、旭東教会の墓地内にある納骨堂での記念撮影です。

 

数日前に草刈りに出掛けた時には、蚊の大軍に襲いかかられましたが、草がなくなった為か、一匹も遭遇することなく、その難は逃れました。

 

ご一家にとっても愛着の深い1954年版の賛美歌312番「いつくしみふかき」を賛美し、ヨハネによる福音書14章のみ言葉を読み、祈りを合わせて納骨堂へお進み頂きました。

 

少し涼しい感じすらして、ほっとするひとときでした。

 

その後は、ご一家は、旭東教会の備前焼陶芸家のA姉の所にお出かけになったり(この日の聖餐式からA姉作の聖杯とパン皿が使われています)、幼小青年時代を西大寺でお過ごしになった順子さんは西大寺のお友だちの所に向かわれて、2015年夏の小旅行を楽しまれている様子でした。

 

**************

 

夕刻、自転車で転倒されて、ここ一ヶ月ほどご自宅でお過ごしのAさに寄せ書きを届け、その後、とある病院で訪問聖餐を致しましたが、その時に、上記の賛美歌312番の歌詞を、K子さんと、お訪ねしたお二人と4人で読み祈りました。

 

とても苦しい日々、とりわけ、この日はそうだったご様子のK子さんの所にこの賛美歌を運んで行けたのは、ただ偶然ではなく、榮さん盛三さんをお送り下さった神さまの憐れみのように感じてなりません。

 

訪問した3人には、慰めや励ましの言葉はとても語れないと思ったからです。K子さんも、この賛美歌が愛唱で、自分が召される時が来たら歌って・・・と仰いました。

 

起き上がることが出来ないK子さん、ちいさな小さなストローから聖餐の杯のぶどう液を口にされたのです。

 

いつくしみ深き 友なるイエスは
われらの弱きを 知りて憐れむ
悩み 悲しみに 沈めるときも
祈りにこたえて 慰なぐさめたまわん

 

いつくしみ深き 友なるイエスは
かわらぬ愛もて 導きたもう
世の友われらを 棄すて去るときも
祈りにこたえて 労いたわりたまわん

 

いつくしみ深き 友なるイエスは
かわらぬ愛もて 導きたもう
世の友われらを 棄すて去るときも
祈りにこたえて 労いたわりたまわん

(訳詞/日本基督教団讃美歌編集委員会)

 

あらためて名曲と思います。ほんとに味わい深い賛美歌の歌詞です。

 

**************

 

旭東教会の2015年の平和聖日。

 

こんな風にしてしずかに幕を降ろしたのです。

 

ふと空を見上げてみると、満月から一日経って、ほんの少しだけ欠け始めた月が、ほほ笑んで見守ってくれておりました。感謝 end