2017年3月25日(土) № 108 『 間もなく新年度 希望の旅が続きます! 』

2017年3月19日(日)、神の国の素晴らしさに満ちたジュニアサークル礼拝の様子。元・子どもばかりでも本当に幸せな時間です。
2017年3月19日(日)、神の国の素晴らしさに満ちたジュニアサークル礼拝の様子。元・子どもばかりでも本当に幸せな時間です。

教会の中でいちばーんきよい空気を感じるのはどんな時でしょう。

 

主日礼拝ですか? 聖餐式?

 

わたしは(牧師のもりでございます)、ひと気のない礼拝堂で過ごす時かな、と思ったりします。ま、他にもいろいろありますが。

 

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先頃、ある牧師仲間の送別会が行われたときに、贈る言葉をそれぞれに即興で語りました。

 

わたしは「時々さし上げた〈だし昆布〉がご一家で好きなようだから、新任地では、出し尽くすようにね」と言いつつ、「いのち懸けないで、家族と自分も守ってね」と付け加えました。

 

その後、他の牧師が、「ひとり礼拝堂で祈る時間は掛け替えのないもの。大切にするといいですよ」と語られました。

 

共感する言葉です。本当にそうだから。

 

そして、礼拝堂の独り占め?が一番しやすいのが牧師の立場かも知れません。

 

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さて、今回のブログ。

 

書き出しの切っ掛けは、毎週9時からのジュニアサークルの礼拝です。

 

実は、明日、2017年3月26日(日)で9時からのジュニアサークル礼拝で一旦ひと区切り付けて休会。

 

翌週の4月2日(日)からは、10時15分からの主日礼拝に組み込まれることになりました。

 

上の写真、先週、3月19日(日)9時からの礼拝の様子です。

 

子どもたちは居ませんが、昔子どもたちだったみんなが、とーっても豊かな気持ちになる時間でした。

 

先週だけではありません。子どもが居ても嬉しいし、居なくても、寂しくてやり切れないなんて気分になった方は、一人もおられないと思います。

 

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ジュニアサークル礼拝の時間、10人、20人ともしも人が居たら、だいぶ空気感は違うと思います。

 

でも、人数の少ない人たちで早朝に捧げる礼拝の清涼感、清々しさ、きよさ、透明感。

 

本当に得がたい宝だった、と終幕にあたって思います。心から感謝だったなぁ、と。

 

説教担当のリーダーたちもそれぞれの賜物を活かしてお話を準備しました。教材を工夫したり、絵を描いたり、写真を持って来たり、紙芝居を部分的に使ったり。

 

その精一杯が溢れていて、誠実でやさしさに満ちていたから、神さまは喜んで聖霊を注いでくださる。穏やかな喜びに満ちて、毎週が楽しみでした。

 

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さてさて、詳細は語ることはできませんが、いろいろと悩み、考え、時に、うーんと呻吟しましたが、9時からの礼拝は、新たな導きが示されるまではお休みすることになります。

 

とは言え、ジュニアサークルが終わるのでは決してありません。

 

子どもたちと共に10時15分からの礼拝を、今の旭東教会らしい形で捧げていきます。これまでもいろいろと工夫してきましたから、全く新しいことが始まるのでもありません。

 

だから安心です。

 

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もちろん、分級やリーダーたちの祈祷会の持ち方も考えなければいけません。礼拝献金の仕方も宿題だと気付いています。

 

リーダーたちの貴い奉仕から生まれていたメッセージはどうしましょう。

 

そんなことも課題です。宝を埋もれさせてしまうと神さまは悲しまれるでしょう。

 

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しかし、宿題や課題があるからと言って、重苦しい気分はありません。

 

これからは、より一層、教会のみんなで一緒に育っていく、成長していく、深まっていく道を歩み始めます。

 

変化に弱いわたしたちですが、み言葉と聖霊によって日々新たにされていきたい。心からそう願っています。

 

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ところで、3月19日(日)の旭東教会の礼拝出席者の平均年齢。ぐーんとさがりました。

 

何しろ、4月から一年生の女の子も、小学生のお姉ちゃんも。そして、中学生の男の子たち二人、さらには、4月から大学に進むお兄ちゃんとお姉ちゃん各1名が出席。

 

みなさん、お母さんやおばあちゃんと一緒でした。すごいです。

 

でも、彼らは飽きることなく、疲れることなく、礼拝の空間と時間をご一緒してくれました。

 

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そうです、そうなんです。

 

9時からのジュニアサークル礼拝には集えなくても、どんな形であれ、彼らは教会に来てくれたのです。

 

瞬間風速かも知れないけれど、万歳です。ほんとに嬉しい。

 

もしも、彼らが9時にやって来て、9時50分に帰っていったらどうでしょう。

 

多くの教会員の方たちは、その姿も気配も知らないままです。子どもたちや青年たちも、10時前に教会を離れてしまうと、真摯な思いで礼拝を捧げるおとなの姿を見られません。

 

何ともったいないこと。

 

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無理や無茶はいけないよ。

 

そんなことを人に語り、わたし自身も自分に言いきかせることがあります。

 

でも、たぶん、旭東教会の今は無理も無茶もない。

 

ジワーッとですが、2016年度は教会のわざとして、子どもたちと楽しく過ごせる工夫を凝らした〈まきば礼拝〉や〈まきばカフェ〉を続けて来ました。

 

その他、この『Blog・教会日記』でも行われる度にご紹介した「インタビュー礼拝」も素晴らしいものでした。だから、よい準備をして、インタビュー礼拝も位置替え出来ればと計画し始めています。

 

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2016年度の礼拝も明日で終了です。

 

わたしも着任して2年が過ぎようとしています。ブログも108号ですから、よく頑張ったかな、と思います。

 

深い感謝をもって2016年度を送り、4月からの2017年度を歩み始めます。

 

きよく、清々しく、聖霊に満ち溢れる礼拝は、人が多くても少なくてもあるはずです。

 

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やわらかな心で新しい歌を主に向かって歌い、まことの礼拝を捧げる旭東教会の旅路。

 

これからも楽しみで希望をもっています。

 

ぜひ、皆さんも、わたしたち旭東教会に安心しておでかけ下さい。

 

ご一緒に人生を、信仰の旅路を深めてまいりましょう。end

 



2017年3月18日(土) № 107 『 これなーに? メロディーベルって言うんだって』

お椀の中からピンポンの球が飛びだしてきた?わけではありません。〈メロディーベル〉という楽器だそうです。詳しくは本文で。
お椀の中からピンポンの球が飛びだしてきた?わけではありません。〈メロディーベル〉という楽器だそうです。詳しくは本文で。

3月12日(日)の夕方、礼拝や委員会もおわったところで、おかえり前に、光代さんが礼拝堂の奥の方から引っぱり出して来たのがこちらです。

 

置き場所は集会室の窓辺。

 

みんなで礼拝後にお茶を飲んだり、祈祷会をしたり、というお部屋の扉を開くと気付く方が多いかも。

 

何にも知らないでパッと目に入ってくる感じは、「卵が何でいっぱいあるん?」

 

みたいなところでしょうか。

 

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丁寧なお仕事でつくられたキルティングのバッグは見事なものです。

 

愛情が溢れていて素晴らしいです。1991年4月~2001年3月まで牧会されたO先生の奥さまの作とお聞きしました。

 

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さてさて、写真の〈ぶつ〉はいったい何でしょう。

 

おわかりの方は、一度でも触れたことがあるからかも知れません。

 

〈メロディーベル〉という楽器だそうです。

 

ハンドベルの親戚みたいな位置付けでしょうか。

 

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さっそく「YouTube」を開いて「メロディーベル」を検索してみると、演奏している様子がわかりました。

 

楽しそうです。ある教会での演奏もありますし、福祉施設もあります。また、子どもたちの発表会風の演奏もありました。

 

なかなかいい音ですよ! いえいえ、かなりのレベルのグループも居られました。

 

何よりもやさしい気持ちになるのが嬉しいです。

 

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〈メロディーベル〉が教会の奥の方から運ばれてきたのは、ちいさな切っ掛けがありました。

 

旭東教会のジュニアサークル(昔風にいえば「教会学校」です)の子どもたちと演奏出来ないかしら、という感じだったようです。

 

それも楽しいだろうな、と思います。

 

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ただ、課題がありまして、現在の旭東教会。

 

〈メロディーベル〉を手にする子どもたちが直ぐに勢揃いする状態ではありませんから、子どもたちが何人か集まるのを待っていると、まだまだ時間が掛かるかも知れません。


じゃ、どうしましょう。

 

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わたしたち旭東教会。

 

4月からはジュニアサークルの礼拝の位置付けが変わることになりました。

 

これまでも、主日礼拝の時間に子どもたちの姿があるときには、わたくし(牧師のもりでございます)「こどもメッセージ」を語って来ました。

 

それと重なるような所もありますが、新年度はジュニアサークルは9時からの礼拝を休止して、主日礼拝に合同する形で行こう!ということになったのです。

 

と言うことは、朝9時~10時位までの時間、ゆーったりとした時間が生まれることになります。

 

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あれこれの時間の過ごし方があるかも知れませんが、子どもが居なくても、〈メロディーベル〉に興味がある大人の方々も遠慮なく手にして、何かを楽しんでみたらどうだろう、なんて思ってしまいます。

 

大人が楽しそうに、ワイワイガヤガヤしながら過ごしている所にはごく自然に子どもたちも近づいてくるはず。

 

だとしたら、やがて、子どもも大人も一緒になって、礼拝のどこかで、あるいは、愛餐会時なんかに、〈メロディーベル〉が楽しくゆたかに奏でられる日が来るかも知れません。

 

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「教育」から「共育」を目指すことがたいせつなのでは?と気付き、ゆーくりですが、その方向で歩みつつある旭東教会です。

 

幼子からご高齢の方までが、一緒に集まって、出会い、分かち合うことが出来るのが教会です。

 

神の国をさらに深く実感する扉はこんな所にも隠されていたのかな、とすごく楽しみになってきた一週間でした。

 

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来たれ!〈メロディーベル〉に触れてみたい方。

 

ぜひ、ご一緒に奏でましょう。

 

やがて、溢れんばかりの「福」を実感する「音」色が、心の中に鳴り響き始める日が来るはずです (^_^)ノ

 


2017年3月11日(木) № 106 『 満さんの てづくり紙芝居・〈フランダースの犬〉が教えてくれたこと 』

3月5日(日)の午後、まきばカフェにて上演中の、満さんのてづくり紙芝居・フランダースの犬です。18歳が最年少の上演でした。最高齢は94歳!
3月5日(日)の午後、まきばカフェにて上演中の、満さんのてづくり紙芝居・フランダースの犬です。18歳が最年少の上演でした。最高齢は94歳!

こんにちは!

 

みんなで豊かな日曜日をつくろうね! そんな空気がじわりじわりと深まっている旭東教会の恵みを今週も「Blog・教会日記」でお届けします。

 

ご報告は、わたくし牧師のもりでございます。

 

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既に、ホームページトップの名物ページ・「今週の3枚!」でご覧になっている方も多いと思いますが、3月5日(日)は「まきば礼拝」という、子どもから大人までが無理なく集う礼拝でした。

 

そして、午後からは、「まきばカフェ」を楽しもうという楽しみな一日。あ、ホットケーキをメイプルシロップで頂いたりもしましたよ。

 

とりわけ、今回の目玉となったのは、観劇したと申し上げても少しもオーバーではない、「てづくり紙芝居・フランダースの犬」の上演でした。

 

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事の発端は旭東教会から車だと最速ルートで57分程のところにある十文字平和教会での出来事。

 

十文字平和教会では、2016年春から、常駐の牧師が居られない状況となり、月に2度の礼拝応援に森牧師が出掛けています。

 

紙芝居の話は、正に、〈ひょんなこと〉がきっかけでした。これは神さまのお導きとも言います。はい。

 

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会員で画家として70代になっても元気にご活躍の〈満さん〉。

 

40年程前の、十文字平和教会の教会学校最盛期の頃に、10本近くのてづくり紙芝居を創作されていたことを知る機会があったのです。

 

その紙芝居たちが、そうとう長い間、眠ったままになっていて、「本当に勿体ないなぁ、あれはすごくイイモノなのに・・・・・」とお話しする声が、森がお邪魔していた日曜日の礼拝後のお茶の時間に聞こえて来ました。

 

満さん以外の紙芝居を1度でも観たことのある皆さんが口々に言われるのです。

 

「うん、そうじゃ、あれはええ」と。

 

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わたくし、しばらくの間、じーっと黙って聴いていたとき、パッとひらめきましたというか、神さまが働きかけてきました。

 

そうだ、来たる3月5日(日)の旭東教会のまきば礼拝の日、午後からのまきばカフェの時間に上演して頂こう。

 

その時点でどのような作品があるのかなど、何にも聞いていませんでした。

 

でも、元々、十文字平和教会の教会学校の子どもたち向けにつくられたもの。まきばカフェに相応しいものであることは確信していました。

 

その後、十文字平和教会の皆さんの前での久しぶりのお稽古を兼ねた上演などを経て、この度の旭東教会まきばカフェでの上演の日を迎えた次第です。

 

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結論?から申し上げるならば、満さんの紙芝居。本当に世界で唯一の宝物でした。素晴らしい!

 

そこに居合わせたのは30人に少し足りない程の方々でした。

 

皆さん、集中して観て、聴いて、心揺さぶられました。

 

満さんの紙芝居。その場でストーリーを読み語るのではなく、場面毎に変わっていくまるで映画のバックグラウンドミュージックのような調べのもと、先に録音された満さんのナレーションが静かに深く進む形です。それがまたいいんです。

 

多くの方が肩をふるわせ、涙腺ゆるみっぱなし。

 

おそらく、日曜日の夕べ、あるいは、それからの数日の間に、森牧師の説教を思い出す方は居なくても、フランダースの犬の紙芝居の場面は折に触れて思い起こされたのでは、と思う次第です。

 

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上演のためにお出で下さった満さんと付き添い役で来られた勝さん、本当にありがとうございました!

 

快く送り出してくださった十文字平和教会の皆さまにも重ねて感謝です。

 

この紙芝居を通して発進するであろう福音を眠らせてはならない。何とか、満さんのご負担にならないかたちを考えて、ひろく上演の機会を探したいなぁと思います。

 

紙芝居も喜ぶ、満さんも嬉しくなる(今回お見送りするとき、遥々やって来てよかった、と語っている満さんの背中が見えました)、十文字平和教会の方々の喜びも広がり深まるのでは、と想像します。

 

まだ、満さんのお宅には、眠りについているてづくり紙芝居が10本近くあるようですから、祈りをもって、紙芝居が立ち上がる日を待ちたいな、と思う次第です。

 

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3月5日は、教会の暦は折しも2017年の「受難節・レント」に入って最初の日曜日でした。

 

牧師館にて妻から言われてハッとしたいつもながら鈍いわたしなのですが、妻はこういう意味のことを力説しておりました。

 

「フランダースの犬は、回心の物語やけん」と。

 

あの意地悪なゴセツおじいさんに注目せよ、との促しを受けたわけです。

 

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冷静に振り返ってみればまったくそのとおりで、賢いわんちゃんの物語でも、こころ優しい少年になりなさい、という物語でもない。

 

パトラッシェとネルロ少年の死と昇天は、一粒の麦としてのイエス・キリストの存在そのものでありました。

 

そして、遺されたおじいさんや周囲の人々は、彼らの死と共に、悔い改めへと導かれ、復活のいのちに与っていくことになった、という物語だったのですねぇ。

 

本当に受難節・レントに相応しい紙芝居上演となりました。

 

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わたくしはと言いますと、その後、岡山市の図書館から『フランダースの犬』(作 マリー=ルイーズ・ド・ラ・ラメー、1839-1908)を借りて来ました。作者はイギリスの方なのですね。

 

幾つもの翻訳、そして、体裁の本がありますが、岩波少年文庫版が手元にありますので、ゆっくり味わいたいと思います。

 

パラッと読んで見ましたが、よい意味で、満さんが紙芝居で読まれたストーリーとは違います。あれこれ配慮されたのだと知りました。

 

すごい!と気付いたのは、まさにあの紙芝居は、満さんの若き日の信仰告白そのものだったのでは、ということです。マタイによる福音書5章の山上の垂訓のみ言葉が読まれたりしていました・・・。

 

本当に満さんが書かれた台本によるフランダースの犬は美しく深いものでした。

 

見逃した方にも、何とか、次の機会を提供したいと祈り始めているところです。み心はかならずなる、そう信じております。end

 

※たくさんの写真は、今週の3枚!に暫く置いておきますので、そちらでお楽しみ下さい。



2017年3月1日(水) № 105 『 〈倉敷水島教会〉との交換講壇でした *ミニ写真館つき』

2017年2月26日(日)午前、倉敷水島教会の講壇で説教中の森 言一郎牧師。左手には西大寺のはだか祭りとして知られる「会陽(えよう)」のパンフを手にしています。祭りのことをお話する以上に、そこから、神さまの前で「はだかになる」という展開でございました(^^♪
2017年2月26日(日)午前、倉敷水島教会の講壇で説教中の森 言一郎牧師。左手には西大寺のはだか祭りとして知られる「会陽(えよう)」のパンフを手にしています。祭りのことをお話する以上に、そこから、神さまの前で「はだかになる」という展開でございました(^^♪

今日から「受難節・レント」に入りましたが、今号は2月26日(日)に行った東中国教区・岡山県中部地区の〈倉敷水島教会との交換講壇〉についてご報告します。

 

倉敷水島教会の牧師は松井初先生です。

 

2月26日、わたくし(牧師のもりでございます)は、朝8時半をメドに倉敷水島教会に向けて妻の美樹さんを伴って車で出発しました。

 

あとで聞くところに依れば、松井先生も同じ時間に教会を出発したようです。どこかで国道2号線をすれ違ったのだろうと思いますが、さすがに気付きませんでした。

 

と言うことで、当日の旭東教会の様子を報告するのは無理がありますので、今回の「Blog・教会日記」では、倉敷水島教会訪問記をお届けします。

 

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倉敷水島教会まであと15分もあれば余裕で到着という距離のところで、トイレ休憩をした大きな駐車場のあるスーパーでは、西大寺の方では見かけない、殻付きの生牡蠣の店頭販売をしていました。キロ単位での販売です。児島方面からのものでしょう。

 

炭火をたいて焼いていましたが、人生56年で牡蠣の食中毒でのたうち回った経験が確実に3度あるわたしにとって、牡蠣は目の毒です。美味しいことはよーく知っていますが、見なかったことにして倉敷水島教会に向かいました。

 

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倉敷水島教会は何度か訪ねたことがあり道に迷うこともありませんでした。松井牧師は関東教区の教会でお互いが仕えていた頃に教師部委員会でご一緒していた同世代の方。気心もしれた仲の同労者です。

 

倉敷水島教会の駐車場は、数ヶ月前に舗装を行ったばかりで本当に綺麗です。それには理由がありまして、ほぼ同時期に、スリッパを履き替えて礼拝堂へというのを終わりにして、土足を解禁したそうです。

 

駐車場の泥汚れがついてきては〈イケン〉ということで、舗装工事は必須だったようです。雨模様の時は、玄関付近にたくさんの雑巾を準備して対応するそうです。それで全く問題はないとのこと。

 

土足解禁によって、ご高齢の方たちも大いに助かり、玄関付近の混み合いは皆無となり、皆さん大満足の様子です。

 

礼拝出席が平均25名位で、礼拝堂のお掃除は、毎週礼拝後、お茶を飲んでひと息ついたところで、できる人みんなでなさっているようです。

 

わたしたちが失礼しようという時も、既に、礼拝堂のお掃除が男性陣お二人によって始まっていました。

 

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9時半頃、教会には3名ほどの方が居られました。お二人はCS(教会学校)のスタッフ。そして、もうお一方は受付当番のようです。

 

新来会者への心配りかと思いますが、倉敷水島教会、お当番の方は、受付・司式者ともに首からぶら下げる形の名札を下げておられました。たぶん、松井牧師も普段は牧師であることがわかる名札を着けているのだろうと思います。

 

これは勉強になりました。さり気ないけれど、できるかぎりの配慮はしましょうよ、という気持ちが伝わってきました。

 

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それから、玄関先の扉は、日曜日には完全オープンにしていることがわかりました。初めての方が入りにくさを感じないようにするためのようです。

 

冬場、受付の方は我慢が必要ですが、少しでも足を踏み入れやすくしよう、という意思統一がなされていることにも驚きました。

 

その礼拝堂の右側の壁上方には、歴代の教職の写真が飾られています。1959年・昭和34年の6月7日が創立記念日ですから、今年58年を迎えようとしていることになります。

 

写真の歴代牧師の半数近くは、偶然にもわたしがかつてお世話になったり、他の教区でご一緒に伝道に励んだ方たちでした。特に、宮原忠夫牧師(隠退されています)は、かつての九州教区総会議長で、わたしが按手礼を受けて補教師から正教師になる大切な式を司式された方です。

 

倉敷水島教会は会衆主義の組合教会の伝統一筋で進んできたのではなく、宮原先生のように、メソジスト系統の関西学院で学ばれた方が牧会して居られることを知りました。日本聖書神学校の大先輩も歴代牧師の中にひとり居られました。こちらは既に故人です。

 

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礼拝開始5分前、当日の司式を担当されたH兄の事前の助言の通り、講壇に上がりました。昔ながらの高さにある講壇です。

 

H兄は、東中国教区の財務部委員会のたいせつなお働きを続けて居られる方で、教区の会議でしばしばお目に掛かっている方です。

 

真面目にこつこつ、出来る限りのことをいつも全力でということが端々から感じられる方で、その横顔や後ろ姿からも教えられることが多いのです。

 

この日は、礼拝開始5分前に講壇に上がると、直ぐにマイクに近づき、「礼拝開始5分前になりました。礼拝に備えて・・・」という呼びかけをされました。

 

これは教会で決めた流儀だと思いますが、とてもよいことだとこれまた教えられました。礼拝前のある時点までは、快活な挨拶が交わされたりするのは自然なことですが、どこで区切りを付けるのかは旭東教会でも課題です。

 

司式者、説教者、奏楽者の打合せを7分程前には終了して、講壇へということを決めているのです。

 

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礼拝中に講壇の上にいるわたしの目に入ってきた〈いいなぁ〉のひとつに、賛美している皆さんの生き生きとした姿があります。

 

からだがごく自然に揺れるように賛美するお姿。あるいは、透明な窓の向こうで、受付に居られたご婦人も大きな声で賛美している様子が見えました。

 

旭東教会でも同じようにからだは揺れているかも知れませんが、たぶん、倉敷水島教会の方が人数が少なめな分、よい意味で目立ったのだろうと思います。

 

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奏楽を担当されたのはA姉。教区の集い他で時々挨拶をすることのあった方ですが、久しぶりに聴く、足踏みのリードオルガンの息遣いを大切にされていることが伝わってきました。

 

特に、礼拝後に、オルガンの背中側というのか、鍵盤のところではない箇所の蓋をささっと開けて掃除をしている姿には驚きました。

 

わたしも日本でも数少ないリードオルガンの修復をなさる長野県の和久井さんのご指導のもと、リード(=笛)の掃除を手伝ったことがありますが、礼拝後、素早くオルガンを開いてお掃除する姿は生まれて初めて見ました。

 

あとでA姉に声掛けしてみると、「ネジ回しを使わなくても開けられるからできることですよ。リードに埃は大敵なので心掛けています」とのこと。仰る通りです。

 

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「きょうの愛餐会は壮年会による〈うどん〉です」との案内を受けて、別室の集会室に移動しました。

 

当日の礼拝出席者は20名程で(前週は32名と記録あり)したが、ほぼ皆さん愛餐会に残られていたようです。

 

お出汁がよく利いたうどんの上には、キツネ、蒲鉾、焼き鳥と青ネギがパラッと乗っていていい感じです。皆さん、250円を箱に入れていたようです。プラス、手焼きのシフォンケーキと珈琲をご馳走になりました。

 

説教の感想、賛美の声の大きさの秘密?などを訊ねられたりするうちに、楽しい昼食後の団らんが弾みました。

 

奏楽を担当されたA姉、「旭東教会の〈佐伯先生〉が岡山教会の教会学校の幼少科の先生をして居られた時のわたしは生徒です」と教えてくださるひとこまも。佐伯先生とは正兄の奥さま=勝子さんのことです。

 

他にも、脇本寿牧師と一緒に高校生の頃に夏期キャンプに行きました、というご婦人のご挨拶もありました。確実に半世紀以上前のことのようです。

 

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愛餐会の後は、6年ほどは続けているという、『こころの友』や牧師のメッセージを封筒に入れて配りに行きます、と教えられました。

 

今回は、近く行われるという礼拝堂での伝道コンサート(パンフルートという楽器の奏者を迎えるそうです)のチラシもスタンバイしていました。

 

A班~F班までのグループ分けがなされていて、お宅のお名前がわかるところには、封筒に宛名を手書きで記して配布するそうです。時には敢えて声掛けをしているとのこと。

 

目に見えての伝道の成果があがる、ということはないようですが、みんなで伝道しよう、という心意気が十二分に伝わって来て嬉しくなりました。わたしも伝道者になりたての頃、地図をコピーして、みんなで割り振りをし、特伝のチラシや教会案内を配っていたことを思い出しました。

 

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北海道から旭東教会に着任早々、東中国教区のニュース誌に自己紹介を書きましたが、「森センセイが珈琲をお好きだと聞いていていますので、ぜひ、いちどお邪魔して煎れて頂きたいです」と声掛けしてくださるご婦人も居られました。お待ちしています!

 

普段、毎月珈琲豆を1キロ専門店から取り寄せているんです、というお話をされたN姉からは、飲んでみてください、と珍しい豆を頂いたりして恐縮なことでした。

 

手焼きのシフォンケーキもOneホール頂いて来ましたので、こちらは、冷凍保存しておき、タイミングを見計らってほっとタイムに登場となることと思います。

 

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失礼する直前には、自己紹介で美樹さんが「きょうはわたしの誕生日なんです・・・」と語ったことを思い出してくださった皆さんが、〈Happy Birthday to you〉を歌ってお祝いして下さったことも嬉しいことでした。

 

旭東教会でも、松井先生をお迎えしてゆたかな日曜日となったことと思います。よい刺激を受けた皆さんからのこぼれ話は、いずれまた、何かの形でご報告できればと思います。end

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